潮騒

日記

痛み

感情がざらざらしていると感じて、ああそうだ、これがこころというものだった

見えないし、触れないのに、不思議と感じることができる

 

立体としてこころがわたしの中に存在する

ひととのふれあいでささくれ立った皮膚を、ひととのふれあいで治癒させていく

時々瘡蓋を自分で剥がしてしまうようなこともある

たいせつに育てては、ナイフで刺されて(刺して)死んでしまうこともある

 

この感触を忘れないでおきたい

 

痛み