潮騒

日記

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

8/31

ショッピングモールの休憩所にある自販機で苺のチーズケーキ味のアイスを買い、食べた。読みかけの本をひらく。数行読むごとに頭はシャットダウンの準備をはじめる。眠れ、眠れとからだに命令を下し、わたしは自分の意思とは関係なく強制的にまぶたを閉ざさ…

世界を止めて

先日、ザ・コレクターズの「世界を止めて」を聴いてからその衝撃が今も抜けない。 一見、甘ったるい恋愛ソングのようだけどじっくり聴いてみるとそうではないことがわかる。憶測にすぎないけれど、この歌詞に出てくる2人は周囲に知られてはいけない関係性、…

8/22

このあいだ、夕飯にアボカドが出た。刻んだキャベツの上にスライスされたアボカドが乗っていた。今までわたしはアボカドが食べられなかった。いわゆる食わず嫌い。通称「森のバター」と呼ばれるそれは何の抵抗もなく箸で裂くことができる。「バター」と呼ば…

8/20

朝食にフレンチトーストを作って食べた。片面10分ずつ卵液にひたし、いっぱいに吸い込んだ食パンは黄色くぷるぷる光っていた。バターがないからマーガリンひとすくいを、あたためたフライパンに落とし、フライパンを持ち上げ左右ななめに動かしてマーガリン…

8/19

録画したNHKの「SWITCH」という番組に、女優のミムラとライフネット生命を起業した出口浩明が出演していた。(3月3日の放送) 2人ともとても読書が好きで、聡明で柔軟で思慮深い印象を持った。たくさんの言葉と触れ、人と触れてきたからこそ滲み出る知的さ。…

8/18

どれだけ素晴らしい小説を読んでも、芸術作品に触れても、それを受け止めこころに留めておくだけの力がもうわたしには無い。すべてがすり抜けて、流れてしまう。言葉にすることも、思い出すこともできない。人間的な欠如を感じる。夕陽を見たって、夕陽はす…

8/17

秋の気配がおとずれた。それはなんの前触れもなかった。日射しの明度が落ちて、気持ちをすっと沈めてくれる。涼しい風が吹いている。北海道のある場所では初雪が観測されたらしく、衝撃的だった。 季節はもう0か100しか無いのだろうか。台風だってまた近…

8/9

風が吹いても熱風だからまったく涼しくなくて、からだの熱がどんどん上がる感じ。日差しも強くて、こんな嫌な日がいつまで続くのかとうんざりする。横断歩道で待っていると。蜂のような大きさの黒い虫が左折した車のフロントガラスに思い切りぶつかり地面に…

8/8

吉井和哉がブログに静岡の街中を写した写真を載せていて、居ても立っても居られなくなったわたしは静岡の街中に行った。電車に揺られて10分。少し雨が降った。台風が近づいているらしいけどこっちには影響がない。駅前の交差点をめざし、歩く。横断歩道が青…

8/7

きのうは遠くで雷が鳴ったり止んだりしていたけれど、今日は曇ったり晴れたりの繰り返し。忙しく目まぐるしく変わる。少しだけ涼しい風が吹いていて、漕いでる自転車を押してくれた。あちこちに蝉の死骸が落ちていて、轢いてしまいそうになる。轢いたらきっ…

8/4

昨日は彼と、清水港に来た海上自衛隊の護衛艦「いずも」を見に行った。 一般公開されていて中に入ることができた。 エレベーターに乗って、上にあがった。 床が動いて大勢の人がいっせいに動きだす様は見ていて楽しかったし、 乗っても楽しかった。みんなが…

無題

夢中になって、見つめて、肌を感じて、汗をあびて、呼吸して、熱を持って、 時間が経つことを忘れて、笑顔になって、しあわせを固めた物をお互いに差し出しあっても、終われば何も無かったかのよう 抜け殻みたいで、 からっぽを感じる 薄暗くした部屋のオレ…

命日

殺人的な夏、横断歩道の白線がまぶしすぎて目に突き刺さった 花は枯れて、虫も飛ばない 温暖化が進むから少しでも冷房を控えようにも冷房をかけないと死んでしまう いのちの危険が迫る もう何人の人が熱中症で死んだだろう 去年はこんなに暑くなかった気がす…