潮騒

日記

贅沢な骨


「贅沢な骨」という映画を観た
鰻の骨が喉に刺さって痛いと訴えるミヤコに、贅沢な悩みだねと笑うサキコ。
心に傷を負ったふたりと、新谷という一人の男性の交流が描かれている映画。

サキコが自分の影を踏みたくてアパートの屋上で影踏みをしてるシーンとか、ミキサーを金魚鉢代わりにして金魚を入れるところとか(ちょっと怖い)、麻生久美子の首とか、つぐみの裸とか、キスシーンとか綺麗だなと思った
最後は、観ているものを急に突き放す感じがしたし、疑問に思うところもたくさんあったけれど、全体としては良い映画だと思った
ナレーションも心に迫るものがあった

いちばん笑ったのは田中哲司が鉄オタの役で、「ガタンガタン、ガタンガタン」って言いながらホテルのベッドの上で、麻生久美子演じるミヤコに少しずつ近づいていくところ