潮騒

日記

カケラ


大好きなトマトとマヨネーズのサンドを食しつつ借りてきたDVDを観賞した。
「カケラ」という映画。大学生のハルと、メディカルアーティストのリコが出会い、恋人になるっていう同性愛の映画なんだけど、いまいち映画としての力に欠けている部分もあったし、ハルは結局ヤケをおこしてリコと付き合ってたようにしか思えなかったし、もうちょっと光石研の出番があってもいいんじゃないかと思った。せっかく良い俳優使ってるのにと勝手な感想。同性愛者としての葛藤も見られなかったし、両親はリコをどう思ってるのかとかそういったことも知りたかった
リコは、ハルだから好きになったんだっていうセリフがあるけど、仕事で知り合った顧客とちょっと付き合っちゃうし、何なのって感じ。
キスシーンも全然エロさを感じない。ハルとハルの彼氏とのキスシーンもあるけどただただ不快。まぁそれが狙いだろうけど、男性を悪く言いすぎ。後半のリコは、嫉妬心剥き出しで、最初は神秘的な人を演じてたのに普通な人になっていってた。ちょっと残念。グローバルな社会に順応しろってセリフもちょっと違和感あった。
でも、満島ひかりが可愛かったからもうそれでいいかな。映像的には好きだし。ワンピース着てみかん買うところとか。ハルの部屋とか。「欠けてる月も綺麗だよ」ってセリフは良いと思った。

蒸し暑くなってきた。