2015-08-15 ■ 遠くちりばめられた、青春と呼ばれるいくつかの事件を見て見ぬ振りを重ねていったら言葉が渋滞して、息が苦しいのはいつまでも君にほんとうのことが言えないから月日が経って爪が伸びている水色に輝く雲がちぎれていった口に放り込んだら甘く溶けてしまいそうなそんな感じにさせる夏夢のなかではやさしい声が響いていて、そこにあるうるんだ瞳やくちびるがわたしの欲しいすべてだった