潮騒

日記

滴ることば


わたしを雑巾のように絞り上げたとしても、滴ることばはいつだって汚く濁ってる
ひとは悪口が好きだから、共有することで人との関係を保とうとする
もう、そういうのやめたい
馬鹿げてる
全く生産性のない、驚きもない
繰り返される  繰り返される
って思いながら年月は過ぎる
ときどき流れる涙も、すぐに乾いて、なんで泣いていたのかすぐに忘れる
薄い布切れのようなこころになっている