潮騒

日記

こころがからっぽになりつつある

瑞々しさが奪われて

湿っぽさがなくなっていく

冬だから?

それはわからない

空っぽのやかんをずっとストーブで沸かし続ける

自分のことしか考えられなくなったら人間終わり

ちょっとずつ嫌になる

他人の善意が怖くなる

自分には善意がない

ポジティブを纏った人が苦手

ミサンガをつけるのもその象徴

眩しさを感じる

真っ白な本気を感じる

本気でそんなこと信じてるのか

ちょっと怖い

 

ひとはわたしを良い子だと言うけど

なにをそんなに期待しているの

わたしは誰も期待していない

わたしはわたしにも期待していない