雨が涙を隠した
爪の上で汚く光っていたラメのネイルをちゃんと取った。
ちゃんと取るためにティッシュでは無く、ちゃんとコットンを買った。
コットンを除光液で浸して爪に1分くらい貼り付けておくと取りやすい。
除光液が冷たくてずっと氷を素手で持っているような感覚になった。
泣きながら歩いていた。雨が降っていてよかったと思った。
悲しいことがあったけど、インターネットには載せない。重さと軽さを考えてしまうから。いろんな思いがあるけれど、何も言わないでおくほうがいいのだと思った。共有したいものと、共有しなくてもいいもの。わたしのなかでそっとしまう。
炎が消える瞬間に似てるとしたら死はとても懐かしく感じる