潮騒

日記

甘い飴の雨

 

暑くなったり、そうでなかったりして、梅雨が近づいてくる。

今日は気温が30度の場所もあるらしく、春と夏の境がどんどん曖昧になってるなぁと感じている。冷たいものを飲みたいときもあれば、温かいスープを飲みたい日もあって、季節に左右されている。常にこころも。

 

昨日、飼い猫が怪我をしたらしく、足をひきずって外から帰ってきた。

触ろうとすると激しく怒る。母と急いで動物病院に行って、注射を打ってもらった。

道の途中でお漏らしをして、ひどく怯えていた。

(猫のゲージを持っていないのでタオルにくるんで抱きかかえて行った)

骨折はないらしく、痛み止めの薬をわたされ帰宅。

しばらく人のいない部屋で暗いなかうずくまっていたけれど、おやつをあげたら元気にたいらげた。(カツオの匂いには勝てないんだね)

 

暑いからカフェオレを作って冷蔵庫に入れて冷やして飲んだけど、おいしくなかった。

母の作るカフェオレはおいしい。コーヒーと牛乳と砂糖のバランスがちょうどよい。それが再現できない。いつもおいしくない。教わったとおりに作っているのに。

我慢して飲んでいる。こんな悲しいもの本当は飲みたくない。

 

吉井ロビンソンの3枚組ライブDVDにあるPV集を見た。

SWEET CANDY RAINは特に素晴らしく、わたしが求めている吉井ロビンソンの表情がそこにあった。大きな瞳にはなんにも映っていない。

何かに絶望していて、それでも何かを開けようともがいている。

置き去りにされていて、でも寄り添って、居なくなる。